保育園に落ちた。。待機児童に。
最近、「日本死ね」のタイトルで有名になった保育園に落選したブログですが、私も共感できます。
なぜなら私の子供も保育園に落選し、今年度「待機児童」当確になりました。
夫婦共働きで地方税もそれなりに納めていると自負しています。
(勿論、納税した額によって贔屓してくれと頼んでいるわけではなく、地域住民として正当なサービスを受けたいと望んでいるわけです。)
それなのに行政からは「保育所等利用不可通知書」なる一通の手紙に「利用不可」「理由:入所可能定員に比べ希望者が多く、利用調整の結果、直ちに入所できないため」という記載のみがされており、申込者を納得させる気がサラサラないような印象を受けるこの内容に、恨み節の一言でも言いたくなるのが人間の心情というものではないでしょうか。
申込者何人に対して、あなたの点数はこれでしたので届きませんでした・・みたいな詳細なデータと、市区町村としての具体的な改善内容、保育にかけている毎年の予算額などが記載されていれば、まだ納得できるのですが、残念ながらそのような内容になっておらず、お役所仕事でやってる感のあるこの通知書に行政の本気度が全く見えないのです。
この国は少子化対策を行う内閣府特命担当大臣と女性の社会進出を推し進める女性活躍担当大臣という役職まで配置して国家の最重要問題として取り組んでいるのにこの体たらくかと怒りを感じずにはいられないわけです。
多分、きっと前述したブログの方も同じ思いだったと思います。
保育所に子供を預けられれば、その時間分母親が働いて収入を増やせますし、それにより税金収入・経済も回ります。
そしてに何より未来がかかっています。
厚生労働省の人工ピラミッドの変化を見ればわかると思いますが、2030年(15年後)には65歳以上の人口比が1/1.7人、2060年(45年後)には1/1.2人になり、間違いなく近い未来に年金システムが少子化で破綻します。
国家の存亡をかけてもう少し本気で考えて頂きたい。