新型コロナウイルス接触確認アプリの不具合の原因について
かなり前の話で、あまりネチネチ言うつもりはないのですが・・ちょっとガッカリだったので残しておこうと思った次第です。
簡単に言えば、新型コロナウイルス接触確認アプリの不具合が放置されていて今年の2月までの4ヶ月間、正常に動作していなかったというものです。
詳しくは、以下の記事をみて頂ければと思いますが・・
勝手な推測ですが、発注元である厚生労働省側にスキルを持っている者がおらず、何をどう発注して管理して良いかわからない残念な状態だったのではないでしょうか。
多分、体温計を発注する感覚で、依頼すれば簡単に完了すると思ったのではないでしょうか。
おそらく、テスト報告は発注先からあがってきたと思いますが、厚生労働省に情報を活用できる者がいなかったのではないでしょうか。
ソフトウェアに関連する製品開発に携わった者がいれば、こんなミスは絶対に起きません。
余談ですが、このアプリのベースを作成したのはスキルのある有志の方です。
この話を初めて聞いた時、コミュニティの力を活用し、更にアプリの開発期間が短縮できて、政府の柔軟性を感心したのですが・・
何にしても非常に残念です。
台湾ではオードリー・タンというデジタル担当大臣がいるので、 このような問題は発生しないと思います。(彼の著書を読むと、かなり柔軟な人物であることがわかります。)
それをマネしてかどうかはわかりませんが、日本もデジタル庁を立ち上げるみたいです。
期待したいところですが、オードリー・タン並のITスペシャリストでかつ柔軟な人材をトップに据えられるのかどうか不安で仕方がありません。
ちなみに、東京都は既に副都知事に元Yahoo!の宮坂学氏が就任しており、COVID-19では活躍しているみたいです。このニュースをみた時、私も嬉しくなてGitHubの該当ブランチにアクセスしました。
こちらは密かに期待しています。
最後にワクチン開発ですが、やはり日本企業の出遅れ感が否めません。
以下の記事にもあるように、ワクチンの対応一つとっても後手後手のようです。
緊急事態宣言で、多くの飲食店とその従業員が犠牲になっています。
その期間ができるだけ短くなるように政府には効率的に動いて欲しいと心から願っています。