東北地方太平洋沖地震
地震が起きた時、ちょうど日本・アメリカ・中国・バロセロナで、電話会議の真っ最中でした。もちろん、私はバロセロナのホテルから参加してました。
日本側から地震だ・・と声がありました。
その時、地震ぐらいで騒いでと思ってました。
その後、事務所に行き、テレビを見ると濁流が町を襲っているシーンが目に止まりました。一瞬、何が起きてるのか、サッパリわかりませんでした。
津波でした。
10mを超える津波が、仙台空港、その周辺一帯を襲いかかっていました。
ぞっとしました。
4年前、私も仙台に住んでいましたり、仙台空港は月に何度も使っていたからです。
MSN、Skypeのチャットで連絡を取り、私の家族、会社の同僚が無事なことを確認しました。
電話は一切、しませんでした。
前の仙台での大きな地震の時、私も仙台にいて、メールが連絡手段として有効で、電話が使えたのは、地震が発生してから5,6時間後だったことを覚えていたからです。
私の妻は宮城県の出身で、義理の両親は宮城県の登米市という田舎に住んでいます。今現在、二日経っても、連絡が取れない状態です。
津波の被害は受けなかった地域ですが、地震の影響を大きく受け、電気がストップしているので、どこかで避難していると朗報を信じて待つのみです。
インターネットでも同様の書き込みがされていましたが、情報はありませんでした。
今回の広範囲な被害地域を考えると、それぞれの地域に優先度を付けて、緊急支援を行っていると思いますが、せめて、簡単な情報だけでも把握できるようなシステムがあればと思います。
勿論、現場にいない私が、状況も知らず要望だけを言うのは、非常に簡単ですし、ただの無いものネダリだと思います。
自衛隊をはじめ、アメリカ軍の救援が、開始されているとニュースでみましたし、また、各企業が被災者のために、無料で食糧を提供したり、駐車上で営業を再開したり、それぞれのできる限りで協力しているのを見ると、涙が出そうでした。
加えて、嬉しく思ったのが台湾の素早い声明と支援協力です。台湾大地震の時の日本の救助隊の功績もあってのことだと思いますが、それでも非常に嬉しくなりました。
原発の事故は確かに脅威かもしれませんが、世界最高水準の技術の結集であり、解決の方向に進んでいると信じて止みません。
私が毎月寄付を行っているワールドビジョンというところから、この地震に対する義援金の案内が来ました。早速、少ない額ですが、申し込みました。
色々なサイトで、義援金の申し込みを始めたみたいです。
勿論、お金では解決できない問題は沢山ありますが、それで今も援助を待っている人の人命が救われ、また、被災地の立て直しに繋がれば幸いです。
良くなることを願って。