5年後にセミリタイア

5年後に経済的自由人になるため、日々精進します。

日本人の誇り、許せない東電幹部と菅政権

まだ、バルセロナにいます。
なんとか、4月の初旬に帰国することになりましたが、フライトが成田行きなので欠航の可能性もあり、本当に帰れるのか不安です。


最近、嬉しいことがありました。


一緒に仕事をしているセルビア人が「日本は地震で大変なことになってるのに、盗みや殺人、暴動が起きてないのは凄いなぁ」と感心するように言ってきました。


当たり前だろ、それが人間だろ。」と答えると、


「それは、違う。セルビアがもし同じようになったら、盗みも殺人も普通に発生する。考えてみてくれ。セルビアでの平均月収は300ユーロ、そして支出が600ユーロ。そんな世界だ。」と返してきました。


「それは、普通の生活が破綻してるだろ。」と答え、その後は、セルビアの話で盛り上がりました。


次の日、今度はスペイン人のエンジニアと一緒に作業していた時に、「日本人は本当に自信(CONFIDENT)があり冷静だ。もし同じことがスペインで発生したら、大惨事(catastrophe)だ」とやはり尊敬の念を持って言ってきました。


このようなことを聞くと、同じ日本人として非常に嬉しく誇りに思います。
もしかしたら、日本という特殊な環境下で育まれた他者への思いやりの文化は、他の国々では絶対手に入らない価値のあるものもしれません。


 


そして、最近、泣きたくなるようなこともありました。


原発のことが気がかりで、私も日々インターネットでニュースを追いかけているのですが、あまりのショックに憤死しそうになるような内容が次々と流れています



確かに今は、責任問題を追及するより素早い復旧を望んでいますが、あまりに現場で働いている人間の犠牲が多く払われています。

しかも東電の幹部と菅政権の無能さが引き起こした大惨事を、撤退とか言い出したり、自民党を巻き込んで責任逃れしようとしたり、今まで蔑ろにしてきた自衛隊や消防隊などに後始末を押しつけ、「速やかにしないと処分」という強迫。

あまりの無様さ、そして現場で作業している方への敬意の無さには、無限の怒りが込み上げて来ます


自分達は全く現場にも近寄らず、命の危険と隣り合わせで作業している方に対して、なぜ、敬意を払えないのでしょうか。

命を懸けて、あなたたちの尻拭いと、我々の安全と、国の存亡のために働いているのに!

政治家というより、もっと根本的な人として何か欠けています。

少しでも思いやりが残っているなら、この困難が一段落したら、退職金、年金を貰わずに辞めて下さい。

むしろ、今まで受け取った給料を返してください。


そして最後の仕事として、現場で一生懸命働いている方と原発の被害を受けた住民への方への手厚い補償を望みます。


p.S  私は、今まで一票も民主党に投票したことがありませんが、ここまで無能とは誰も予想できなかったと思います。